株式会社坂詰製材所

ATA構法施工事例 にごりかわ遊学館
ATA構法施工事例 道の駅あがの
ATA構法施工事例 坂詰製材所プレカット工場
ATA構法施工事例 ボート展示場

地域材を活用した中大規模建築 ~ 柱の無い大空間を木造で実現 ~

これまでの中大規模建築は鉄骨造や鉄筋コンクリート造が主流でしたが、ATAハイブリッド構法を用いることで、地域材(一般流通材)を使用した、最大40mスパンの無柱空間を実現。木材と金物、それぞれの長所を生かしたハイブリッド構法による空間づくりが可能となりました。

ATAハイブリッド構法の特徴

❶ 一般流通材を使用

長さ6m以下の一般流通材を使用することで、全国どこでも手配がしやすく、加工・輸送の効率も考えています。集成材、無垢材、CLTを組み合わせたご提案が可能です。遮熱性・遮音性・調湿性があり快適な空間を実現させます。

❷ 環境への配慮

木材を使うことにより二酸化炭素を固定し、地球温暖化の原因となるCO2排出削減に繋がります。

※鉄骨造やRC造に比べ、約4倍の炭素を固定できます。

❸ 40mスパンの無柱空間

一般流通材と引張材鋼材を組み合わせてトラス構造することで最大40mスパンの無柱空間が可能です。柱が無く木の温もりと香りで囲まれた空間は、自然の中にいるような心地よさもあります。

※無垢材、集成材、CLT、LVLと様々な木材での対応が可能です。

❹ 約2倍短縮の減価償却

減価償却=建物の耐用年数ではありません。木造の減価償却は、鉄骨造、RC造に比べ1.5~2.0倍短縮されます。

※減価償却年数(事務所24年、店舗22年、工場・倉庫15年)

地域材の活用 〜 地域の将来、地域の未来へ“木”づかいのかたち 〜

ATAハイブリッド構法を使用することで地域材をフル活用した中大規模建築ができます。地域材を活用する最大のメリットは、地域産業と連携した建築ができるという点です。新潟県の地域産業の一つである林業。一般住宅だけでなく、商業施設にも利用することで、需要の拡大を図ることが出来、産業の発展が期待できると私たちは考えています。地域産業を活性化し、地域環境を整えるため、私たちは地域材の活用を積極的に推奨しております。

地域材活用事例「にごりかわ遊学館」

子供たちが遊ばれる施設のため、自然素材をそのまま使用し、木のぬくもりを体感できる多目的施設です。 11.0mトラスを3基で構成した、80㎡の無柱空間。構造材だけでなく、外装材から内装材まで、全面に新潟県産杉を使用しました。
鉄骨では出来ない、新鮮な空気と木の香りに包まれた心地よい室内環境が完成しました。

地域材活用事例「坂詰製材所第5工場」

新潟県産杉を構造材から仕上げ材まで活用した当社の第5工場です。17.8mスパン×56m(996.8㎡)をトラス31基で構成。こちらはいつでもご見学が可能ですので、地域材活用の中大規模建築の参考、ご検討に活用ください。

ATAハイブリッド構法 事例紹介

ATAの構法と金物

ATAハイブリッド構法とは

価格の安定した一般流通材+規格化されたオリジナルの金物で構築。木材の弱いところを金属で補い、柱の無い大空間を実現。トラス形状も、山型トラス、片流れトラス等がございますので、用途や建築条件によりお選びいただけます。

ATA-CLT-S(スラー)構法とは

壁材にCLTを用いることで、内外の下地、耐力壁の施工が一度に終わります。柱とCLTをオリジナル金物で接合するだけでのシンプルな構法なので、工期を飛躍的に縮めることが出来る構法です。

ATAオリジナル金物
ATA-truss ATA-join ATA-CLT

ATA構法を構成する際に使用するオリジナルの金物です。金物を組み合わせることにより、トラス、CLT建築を可能にします。耐力を実験により算出し、規格品としてご提供しております。木部納まり時に、切り欠きをすくなくすることにより、耐力、デザイン性を両立しています。

中・大規模木造建築を計画からサポートします

構造計算はATAにお任せください

中大規模木造を計画するうえで、構造計算をどこにお願いしたら良いか?納まりはどうなっているのか?鉄骨には慣れているが、木造の場合はどのように設計すれば良いか?といったお声をいただきます。骨組みとなる構造躯体の検討はもちろん、基礎の構造検討まで行います。「脱炭素社会の実現に資する等のための建築物等における木材の利用促進に関する法律」により多くの中大規模建築が、木造にて計画されています。

ATA提携プレカット工場として連携しています

計画を行う際に重要なのが、木材の手配と加工をどのように進めるか?弊社では、構造検討された中大規模建築ATAハイブリッド構法のCAD入力からプレカット加工までの全てを行うことが出来、加工部材ではプレカット工場にて金物を取り付けて出荷いたします。プレカット納材に加えて、現場での建方までの請負も可能です。

金物開発・実験

ATAで開発した金物は、公的機関にて安全性を裏付けるため、強度試験を行っています。トラス金物、接合金物は規格品とすることで、高品質で安定供給を可能にしています。

小屋や店舗活用ができるKibaco

ATA-CLT構法を広くお客様へご提案できるようKibacoを開発いたしました。10㎡未満の小屋から、店舗にてお使いできるサイズまで、モジュール内で自由な組み合わせが可能です。内外装をCLTで仕上げており、内部も3mの有効高があるので、非常に開放感のある建物となっております。

よくある質問

  • Q.地元の木材を使用して作りたいのですが対応できますか?

    対応可能です。地域材活用にも注力しておりますので、様々な活用提案が可能です。

  • Q.どのような分野の建築に対応できますか?

    店舗などの小さい建物から、倉庫や作業所、工場、保育園などの中規模空間まで対応可能です(最大40mスパンの無柱空間が可能です)。

  • Q.積雪に対してどの程度まで耐えることが出来ますか?

    ハイブリッドトラス構法では、積雪2.3mまで対応可能です。構造計算を行いますので、ご希望のプランでトラス構法のご提案と検討が可能です。

  • Q.鉄骨造の設計図を基にトラスでの対応はできますか?

    可能です。事前に図面などを確認させていただき、図面を基に解析・検討し、トラス構法でのご提案をいたします。

  • Q.建築図面がまだありませんが対応できますか?

    お任せください。一度ヒアリングをさせていただき、概算による図面の書き起こしとご提案をさせていただきます。

  • Q.鉄骨造よりトラス構法の方がコストは低くなりますか?

    比較して、S造よりも建物が軽いので、基礎工事費用を抑えることが出来ます。規模や条件によっても変動しますので、まずは一度お問合せ下さい。

  • Q.問合せ時に必要な書類はありますか?

    設計図やイメージパースなど、完成イメージがわかるものがありましたらご用意ください。書類が無くてもヒアリングをさせていただきますので、まずはお気軽にお問い合わせ下さい。

トラス簡易解析の流れ

お問合せ・ヒアリング

ご用意いただいた簡略的な図面やスケッチ、他構法で検討していた資料等を基にヒアリングを行います。S造や他構法で作成していた図面を基に検討も可能です。

簡易解析算定

ヒアリングでまとめた資料等をベースに(株)ATAへ依頼し、簡易解析算定を行います。(株)ATAより計画図が届き次第、概算図とお見積を作成します。

トラス図面とお見積

坂詰製材所からお客様へ、トラス図面とお見積を提出します。ご確認、ご検討ください。

※構造計算のバックアップも行います。木造軸組と基礎のご提案まで一式でサポート可能です。

お問い合わせフォーム

トラス簡易解析・お見積・ATAハイブリッド構法に関するお問い合わせはお電話(0250-68-2250 担当:江見)かフォームよりお気軽にご連絡ください。

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