株式会社坂詰製材所

2024年01月16日 | ブログ

歓びは、そこここに。

我が社には現在、ベトナム国籍の社員が8名在籍しており、私は生活指導員として彼らの生活支援と日本語を教えております。初めて訪れた異国の旅がベトナムだったこともあり、「いつか私にもできる恩返し」を模索しながら、そこで感じたきらきらとした心の揺れを、長いこと変わらず持ち続けてきたおかげで、その「いつか」という夢を、大好きなこの仕事の中で実現することができています。

この数年で彼らは大きく成長し、その過程を見守りながら私自身も様々なことを学んでいます。時には厳しく指導しながらも、日本の母のような気持ちで彼らから「大きな歓び」をもらっています。

▲ 初冬の日本海(初めての海) 

▲ 入社3年目の従業員が年末に結婚。これからの未来が明るく心豊かなものでありますように。

日本には、「ご縁」という考え方が根付いており、背景にある「目には見えないものを観る」という日本の精神文化の深さがそこにはあります。私は彼らが日本に滞在している間、そうした日本文化や社内風土も伝えていけるよう努めています。出逢いは巡り巡って自分自身のかけがえのない財産になります。お互いの生まれ育った場所や環境・文化や風習・肌の色や言葉の壁を越えられたとき、そこにはまた「大きな歓び」があると信じています。

坂詰製材所は、「仕事を通してより良い社会をつくること」を事業目的に挙げております。どのような仕事でも必ず誰かの役に立っていて、社会をより良くすることにつながっています。従業員が平等にやりがいを持って働ける環境づくりができるよう、今年も楽しく駆け抜けていきたいです。

(坂詰製材所不動産部 坂詰 尚子)

トップへ戻る