株式会社坂詰製材所

2019年10月24日 | ブログ

ご縁をありがとうございます

先月、「日刊木材新聞を見たんだけど、興味があって来てみたよ」と仰られて、秋田県仙北市から株式会社門脇木材の門脇社長にご来店いただきました。それがご縁で、今週は秋田へ伺って参りました。

工場内は整理整頓され、様々な設備が整っており、秋田県初の無人製造ライン「ノーマンツインバンドソー」が導入されていました。

「木は全部使いきる」という理念のもと、建築構造材(乾燥スギ柱角材、間柱材、羽柄材)ラミナ材や一般製材品、チップなど、無駄のない製品づくりをされていらっしゃいました。また、社員の方々の仕事への情熱や姿勢など、学ぶべきことがあり、よい刺激を頂戴いたしました。

現在、日本では林業や製材所の存在が縮小傾向にあります。製材用の丸太は40年以上前から同じ価格で、60年代には45万人いた林業就業者は、現在8万人以下に減っています。そして、森林に携わって働く人の5人に1人は、65歳以上だといいます。山の多いところに行くと、自然の生態系の基本は、山で作られているということを肌で感じます。日本の豊かな森が水を生み、空気を循環させ、安心・安全な食べ物を育みます。森林が健康的な状況にあることで、私たちは健康的に暮らすことができるのではないでしょうか。

 

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